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【徹底解説】4年ぶり開催!2023年 つくば市北条 祇園祭(八坂神社)

茨城県つくば市北条の祇園祭に参加してきました!

こんにちは、さとけんです。
僕はつくば市北条(新町)出身で、今回は、僕の故郷である茨城県つくば市北条で開催された祇園祭に参加した体験を皆さんにお伝えしたいと思います。

この記事をお読みいただいているあなたにお願いがあります

当該、ブログ記事は『歴史』についてや『祇園祭や八坂神社』について、僕なりに一生懸命に色々と、あれこれと、調べた結果を書き記しています。

しかし、文献によって若干表現が違っていたり、文献に書いてあることと、地元民が言っていることがズレていたりして、程度の良い表現をさせていただいている部分もございます。

もし、当該ブログ記事の内容に誤りがあり、正しい知識を知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示頂けましたらありがたいです!(▶こちらからメッセージをお送れます)

 

あ、あと、『北条米』美味しいから食べて!!!!!!!!!

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 茨城県つくば市北条とは?

北条 地図

つくば市北条は、茨城県の南部に位置する地域で、古くから筑波山参詣道であるつくば道の門前町であり、商業の中心地として繁栄してきました。

また、北条地区は自然環境が豊かな場所でもあり、北条大池の桜の季節や筑波山の紅葉の季節には、毎年多くの観光客が集まる場所としても有名。
地域の人々は地元愛に溢れている方が多いので、近年では地元の若い人々が中心となり、北条地域の活性化に向けた取り組みやイベントも多く開催されている場所です。

近年では、つくばエクスプレスのつくば駅から車で約30分という立地と自然豊かな環境もあり、新興住宅地として若い家族や子育て世代から注目度が上がっている場所でもあります。

▶︎︎北条の街作りについて、詳しく知りたい方はこちら

 茨城県つくば市北条のシンボル、八坂神社とは?

このつくば市北条の中でもシンボルと言えるのが、今回の祭りの舞台となった八坂神社。

八坂神社は、地域の人々の生活を見守り、災厄を避け、五穀豊穣を祈る場所として、昔から地域の守り神として親しまれてきました。

 祇園祭とは?その起源と意義

祇園祭は、日本の夏を彩る伝統的な祭りの一つで、疫病を鎮め、豊穣を祈るための祭りです。

名前の由来は、京都の祇園(ぎおん)地区から来ていて、毎年7月に行われる京都の祇園祭は、東京・神田祭、大阪・天神祭と並んで日本三大祭の一つとされています。

祇園祭の起源は平安時代、公歴869年の疫病流行にまで遡ります。

疫病が流行し混乱と恐怖が広がっていた人々が疫病を鎮めるため、八坂神社の神を祀り、祈りを捧げる祭りを行ったのが祇園祭の始まりで、その後、疫病除けの祭りから豊穣を祈る祭りへと変化。

現在では、地域の人々が一体となって楽しむ祭りとして、祇園祭は地域の人々の絆を深め、地域文化を次世代に伝える重要な行事となっています。

祇園祭と八坂神社の関係

祇園祭は、八坂神社の神を祀る祭りとして始まったのが起源と言われているので、両者の関係はとても深いと言えます。

現在も、祇園祭の当日は八坂神社の神々を祀る神輿や山鉾が街を練り歩くことで、地域の人々は一体感を感じながら、
神々への敬意と感謝の気持ちを新たにしています。

茨城県つくば市北条の祇園祭を深掘り

神社の写真

今回、僕が参加した茨城県つくば市北条の祇園祭は、地元の人々にとっても年間を通じて、最も楽しみにしているイベントの一つです。
この魅力は、地元の伝統と文化を体験できること、そして地域の人々が一体となって祭りを盛り上げる姿ではないでしょうか。
ここでは、北条の祇園祭の仕組みや見どころ、そしてその歴史と進化について深掘りしていきたいと思います。

北条の祇園祭の仕組みとルール

つくば市北条地区の祇園祭は、地元の人々が主体となり運営されていて、地域の人々は神輿や山車の修繕、飾り付け、衣装の準備など、様々な作業を手分けして行います。

神様を祀った神輿や各町内会が自慢の山車が各地区から集まり、一堂に会した後に地域を練り歩く山車巡行や神輿渡御は、特定のルートを辿り、神々を祀るための特別な場所である八坂神社を訪れます。

この時、地域の人々は一体となって祭りを盛り上げ、神々への敬意とこれまでの感謝の気持ちを表しながら、新たな気持ちを示すのが習わしですが、これらのルールは地元内外の人々の協力なしには成り立ちません。

最近では、神輿や山車を担ぐのは、地域の男女という地域ごとの伝統とルールも緩くなり、地域外の方や女性でも担げるので、興味がある方はこちらからともだち登録をお願いします。
(時期が来たらお知らせ流しますのでLINEの友達登録だけしておいてください。)

北条の祇園祭の見どころとハイライト

山車

北条の祇園祭の見どころは、豪華な山車と神輿、そしてそれを支える地元の人々の情熱です。

この神輿や山車は、地元住民が手作りで作り上げたもので、祭りのハイライトの山車巡行と神輿渡御は地元住民の団結と協力の象徴ともいえるでしょう。
さらに祭りの日には、地元の飲食店が出店を出し、地元の特産品を味わうことができるのも魅力の1つ。
(屋台で出店してくださる方々も毎年、大募集しています。来年もまた、よろしくお願いします!!)

今年の祇園祭は、4年ぶりの開催ということもあり、地元の人々の熱気の高さと共に、新たな出会いや再会を楽しんだ祇園祭だったと思います。

祇園祭の醍醐味である山車の巡行は見る人々を魅了し、地域の人々だけでなく遠方から訪れた人々も含め、多くの人々が一体となって祇園祭を楽しむ様子は、まさに地域の魅力を体現していました。

さらに、八坂神社での神事は、神聖な雰囲気に包まれていて心が洗われるような体験ができるので、機会があればぜひ参加していただきたいと僕は感じました。

北条の祇園祭の未来への展望

僕が見る北条の祇園祭の未来は、地元の伝統を守りつつ、新たな試みを行う祭りです。

最近では、祭りのPRのためにSNSを活用したり、地元の学生が祭りの運営に参加したりするなど、新旧の文化が融合した祭りが増えていますが、これらの取り組みは祭りを地元の人だけでなく、新たな参加者を引き寄せる可能性がある。

そして、規模が大きくなることで地元経済の活性化にもつながり、地元の魅力を再発見しながら世に広めていく絶好の機会でもあると感じます。

しかし、規模の拡大と新たな試みを行うためには、地元の人々はもちろんですが、茨城県周辺周辺地域にお住まいの方や外国人の方々も協力が不可欠

祭りは地元の人々が一丸となって行うもので、その運営には多くのルールや慣習がありますが、ルールを守りつつ、新たな試みを行うことで、北条の祇園祭はさらなる発展を遂げていくはずです。

まずは、祇園祭に参加して楽しむ所からスタート、徐々にルールや慣習を理解していただいて、新しい若い世代に対して文化や歴史を伝えていける様な循環を生み出せたら素敵だなぁと僕は思います

地域の皆様への協力のお願い

祭りの運営に関わることは、地元の文化を深く理解して守り、地域の活性化に寄与する大切な役割で、地域の一員として心の拠り所感を感じることができる行事だと思います。(ちょっとだけ余談です)

僕はつくば市で『シェアハウス ヴァン』を運営していて、精神障害者・定型発達(健常者)問わず、仲良く穏やかに暮らしています。
2023年7月時点で障害者手帳保持者率は50%ぐらい。
入居者の中には病院勤務の介護員や公認心理師もいたり、学校の先生もいたりします。
今年のつくば市北条の祇園祭には、入居住民様とそのお友達で”ワイワイ”と楽しく参加してきました。

シェアハウス ヴァンは将来的に『グループホームとしての許認可を取得する又は『生活支援や就労支援の計画相談』が出来るような多機能型住居にしていきたいと考えていて、コツコツと規模拡大を頑張っています。
(
いい物件があったら、ご紹介ください。)

今回、参加してくださったうちの一人”Hさん”が
お祭りに参加したことがなかったのですが、
これだけ多くの人と一緒にお神輿を担ぐことができて、楽しかった、嬉しかったのと、これだけ多くの人に応援されたような気分になったのは初めての経験で、”人生、一皮むけた気分”になった。」という、嬉しい言葉も聞けました。

精神発達障害傾向にある方々は、大きな音が苦手や他者との交流が苦手などの理由で、お祭りにはそんなに出てこれない人も一定数いると思います。

ましてや、地域の歴史深いお祭りごとに自分の力だけで参加するってことは、はっきり言ってかなり難しいです。

もしも、周囲にこのように困っている人がいたら、地域の方から彼ら・彼女らに手を差し伸べて迎えに行ってあげてほしいなぁと思います。
※誘うというよりも迎えに言って、困りごとをを聞いてあげて欲しい。
「参加できないのには理由があるのか?」
「何か辛いか、不安なことがあるのか?」
「どういう状態であれば、参加が出来るのか。」
例えば、一人で参加するのが苦手▶︎誰か知っている人がいれば大丈夫なの?
大きな音が苦手 ▶︎お囃子から離れた場所なら大丈夫?

って提案してあげると、良い返事が答えやすいのかなと思います。

そして、このブログを見た人の中に自分や家族の精神発達に関して悩んでいたり、
打ち明けたいことがある方は、ぜひNPO生きやすさ研究室に遊びに来てください。
当事者会・自助会やっているので気軽にご相談ください。(
▶NPO生きやすさ研究室)

(余談終わり。読んでくださり、ありがとうございます!!)

僕は、北条の祇園祭が地元の人々にとって、そして訪れるすべての人々にとって、楽しみながら参加できる祭りであり続けることを願っています。

祭りの運営に関心がある方、新たな試みを提案したい方、祭りを一緒に盛り上げてくださる方、ぜひ来年の6月頃にお声掛けください。
一緒に祭りを作り上げていきましょう!

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